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【2018年度自由を生き抜く実践知大賞】自由な思考と行動賞 学生有志による情報環境支援活動 紹介

  • 2019年3月29日 掲載
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■ノミネート理由・活動概要

CIS RATは2001年4月、当時学部2年生の1期生たちが、自分たちの利用する情報教育教室(情報ラボ教室)の利便性やセキュリティの向上を目指し有志で結成した「情報環境支援チーム」です。情報科学部生/研究科生が教育・研究等に使用するコンピュータシステム環境(サーバ・クライアント・ネットワーク等)の維持管理、およびこれらの環境を利用する学生のサポートを主な活動内容としています。システム更新の際には仕様検討や設計・構築にまで携わり、時には教職員や構築業者と肩を並べて打合せに参加することもあります。このような事情から、常日頃より先進技術の吸収と技術継承を重視しており、定例会や勉強会を定期的に行っています。今では「RAT無くしては情報科学部の教育研究が成り立たない」と言えるほどの重要な役割を担っています。また、RATメンバーは学業成績優秀な学生が多く、RATでの活動が授業で学んだことを実践する場としても機能していることが伺えます。

■総長からの選定理由コメント

情報環境サポートは、日々情報環境が変化していくゆえに、常に必要である。法政大学の創立者たちは、江戸から明治への時代の激変のなかで生き抜いていくことを迫られた市民を助けようとした。変化の中で人々を助ける行動は、柔軟で自由な思考によって可能となる。ぜひ今後も、それぞれの能力を生かし、学内学外の人々を助ける組織を継承していってほしい。その自由な思考と行動の力は、今後、さまざまなサポートに拡がっていくだろう。

■受賞の感想

この度は、「自由を生き抜く実践知大賞」
自由な思考と行動賞にご選出くださり、ありがとうございます。
私たちCIS RATは、情報科学部・情報科学研究科の学生がより良い環境で学ぶためのシステム環境を提供している学生有志の団体です。情報科学部が2000年に設立され、翌年2001年4月に学部のコンピュータやネットワークの利便性、セキュリティを向上させることを目的として当時の学生によって結成されました。

CIS RATの活動は、システム環境の構築・運用から入学時に提供される貸与ノートパソコンのマスタ作成、さらにこれらサービスのユーザサポートまで幅広い範囲に及びます。
多岐に渡る活動の中で、私たちは常により良いシステムは何かを問い続け、一貫して理想的な環境構築に取り組んでいます。
このような自らへの問いかけと行動を通じて獲得した実践的な知識や経験は、私たちにとって大学の講義だけでは身につかない、とても貴重な財産となっています。
私たちはこれからも、情報科学部・情報科学研究科の学生の皆さんにより良いシステム環境を提供し続けるため、一層励んでいきます。
最後に、CIS RATメンバーとして活動されてきたOB・OGの方々、関わってくださっている教職員の皆様、そして情報科学部1期生でCISRATの結成に関わり、卒業後もメンターとして指導してくださっている二川 潤さんに御礼申し上げます。

情報環境支援チーム「CIS RAT」一同
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