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【2019年度自由を生き抜く実践知大賞】人々への共感賞「大学キャンパスでの避難生活デザインワーク~豊かさと包摂性を追求した避難生活~」紹介

  • 2020年2月28日 掲載
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■受賞名
人々への共感賞

■受賞取組
大学キャンパスでの避難生活デザインワーク
〜豊かさと包摂性を追求した避難生活~

■実践主体
2019年度 課題解決型フィールドワークfor SDGs 集中講義受講生グループ

■活動概要・成果
5日間を通したグループワークにより、課題の共有、デザインコンセプト、地域資源の確認、地域資源を用いた豊かさのデザイン、避難生活ツールのデザインと模型制作、模擬体験の実施。
第1日目 我が国における避難所生活の課題整理(講義とグループワーク)
第2日目 避難生活の「包摂」「豊かさ」のデザイン(同上)
第3日目 地域資源の生産現場視察
    (学外フィールドワーク/林産物・農産物・織物)
第4日目 豊かな避難生活ツールのデザインと模型制作
    (生活行動ごとの検討)
第5日目 テント等の設営と模型の設置による避難生活模擬体験

■総長からの選定理由コメント
多摩キャンパスの特性を活かしながら、誰にでも訪れる可能性のある避難生活を、身体まるごと体験することで、他者の立場に立って物事を考え、感じ取り、知や対策につなげていこうとする、まさに実践知の営みである。

■受賞の感想
この度は第三回「自由を生き抜く実践知大賞」の人々への共感賞に選出していただき、光栄に感じております。
現代福祉学部の水野教授や授業の講師をしてくださった宮定章氏と望月成一氏、協賛していただいた企業の方々、多摩地域の皆様のおかげでこのような素晴らしい賞を受賞することができました。ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
私達は「ワクワクする社会の仕組みをデザインする」という授業の方針に基づき、災害時の豊かな避難生活の実現を目指しグループワークを行い、「多摩の地域資源」を用いたプロダクト模型を制作しました。そして最終日には、テントや制作した模型を設置し避難生活の模擬体験を実施しました。
異なる学部や学年の学生が一つの課題について議論し、解決に向けたプロダクトを実際に制作したことは、実践知を体現する貴重な経験だったと感じております。
キャンパス周辺の子育て家族と学生による実証実験をはじめ、大学のキャンパスを利用した豊かな避難生活を実現するための取り組みを今後も進めて参ります。
                        社会学部3年 松本桃花

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